ハウルの動く城 (2004/日本) [映画の感想]
オススメ度:★★★★★
DIRECTOR:宮崎駿
CAST:ソフィー(倍賞千恵子)、ハウル(木村拓哉)、かかしのカブ(大泉洋)
感想:
宮崎駿映画なので基本的に五つ星です。日本人なら観とけ!!って感じかな。やはり、宮崎作品はいいよね。心が洗われる感じですよ。
やはり、前評判通り、論理的に理解できるような作品ではなかった。「感じろ!!」という部類の映画なんだろうね。つまり、体感型の映画なんだろう。
昔何かの雑誌で宮崎駿さんが「作品をビデオで何度も観て、最初から最後まで覚えてますって人がいるけど、僕はそれがあまり好きじゃない。一度観て大人になっても心のすみに残りつづけるような作品でありたい。」とのように言っていた。(昔のことなので確証はもてません。)
私は好きな映画を何度でも見返すタイプなので、この記事を読んだときに何でだろう?と思った。簡単に言えば、旅行に行った際に思い出を、「写真に焼き付ける」のではなく、「目に焼き付ける」ということなのだろう。残念ながら私は写真やビデオを取りまくるタイプの人間である。
宮崎駿監督はストーリーよりハウルの世界との出会いのインパクトを協調したかったのだと思う。たしかに、よくわからないけど、世界に引き込まれていくインパクトは十分にある。映画で観た風景やキャラクター達は私の心のすみに残り続けることになるのだろうと思う。
この映画は頭で観るのではなく、心で観る作品なのでしょう。
見所:
1.風景の美しさ
ピクサー社の3Dアニメが注目され、ディズニー映画が危機に瀕しているが、やはり宮崎駿さんの映画をみると2Dアニメのすばらしさも改めて知ることができる。今の3D映画って目で観て綺麗だが、やはり、宮崎映画の心で観る美しさには到底かなわない。映画の中で次の風景をワクワク待つことになる。映画を観終わった後には「あの風景が良かったな~」などと多くの人が話をしたと思う。
2.キャラクターの愛らしさ
すべてのキャラクターが愛らしく、生き生きと描かれているのが気持ちいい。これも前に雑誌で読んだのだが、宮崎映画のキャラクターに引かれる理由の一つとして「動き」があるようだ。キャラクターに動きをつける場合に物理的な制約に捕われてしまうのではなく、心にあわせて動きを付けるのが宮崎監督は飛びぬけて上手いらしい。
宮崎映画によくある具体的な例としては、「空をかける」、「髪の毛が逆立つ」、「食事をバクバク食べる」がある。実際に空をかけることはできないが、宮崎アニメでは、頻繁に利用されている。やはり、それは誰もが心で共感できる動きであるらしい。また、映画の中で女の子の気持ちを髪の毛が逆立つというか、上にふわぁっと上がる表現で宮崎監督は表現している。実際にあそこまで上がることはないのだが、あれも誰もが共感できる表現だと思う。そして、食事をバクバク食べるだ。普通に食べているところをリアルに描いてもアニメだと嘘っぽくなる。宮崎監督のアニメだといつも食事がおいしそうである。特に私は「天空の城ラピュタ」の飛行船での食事のシーンが好きだ。
P.S.
私は宮崎さんが大幅にストーリーをいじっていると思ったが、どうやら違うらしい。原作を読むとある程度ストーリーが理解できるらしい。
http://blog.so-net.ne.jp/tomomonn/2004-11-24
原作も読んでみようと思う。私はハリポタの原作を読んでから映画をみて失敗したと思った。でもハリポタは原作が最高だから、先に原作読まないともったいないな。







どうも~コメントいただきまして、コメント返しに来ました!
ハウルは賛否両論あるようですけれど、出足は快調のようですね。
原作は読まなくても楽しめると思いますが、疑問点を解消する一助になるとは思います。
前評判に惑わされずに、みんな自分の目で見て、感じて欲しい作品ですね。
by とももん (2004-11-27 18:58)