チャドルと生きる(2000年/イラン) [映画の感想]
オススメ度:★★★★★
DIRECTOR:ジャファル・パナヒ監督
CAST: フレシテ・ザドル・オラファイ、マルヤム・パルウィン・アルマニ、ナルゲス・マミザデー
感想:
本作品はヴェネチア映画祭で金獅子賞を獲得している。まあ5つ星なのはイラン映画という希少価値による所が大きい。イランの様子なんて全然見る機会がないからオススメです。ただ、本作品は本国では上映禁止になってるらしいから、この作品は真実を描きすぎたのか、それともオーバーに描きすぎたのかはわかりません。
この映画はドキュメンタリー風に描かれてる。しかもオムニバス形式に近い。主人公が入れ替わりながら話がすすむ。そういう映画が好きな人には良いかも。メキシコ映画のアモーレスペロスみたいな感じかな。ただ、この映画はむちゃくちゃわかりずらい。ドキュメンタリー風に撮ってるせいで、映画的なセリフが少ない。つまり、状況を説明したり、何を考えて、どうしようとしているのかというセリフがない。しかも映像も主人公を中心に撮っている、(主人公しか画面に映らないといっても良いぐらい)なのでわかりずらい。周りで何が起こっているのかもわからないことがある。
この映画を一回で理解するのは難しいと思う。まず、イスラム国やイランの実状をある程度知っていないと、意味の分からない事の連続。また、自然に撮っているために、ぼ~っとしてると・・・気がつかないシーンがあるんだよね。見る人に一つだけ言っておくと、最初に出る名前は覚えておくように。これ憶えておかないと最後の意味がわからないからね。でも、最初に出た名前を・・・最後まで一回も出さずに、最後の最後でさりげなく出してくるって・・・鬼だなこの映画。それ以外にもそういう事があるから気をつけて。
この映画は女性と一緒にみるといいかも。イランだけでなくイスラム国一般にある女性問題を描いてる。ちょっと考えさせられる映画です。







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